花筏

お花見クルーズ
東大和でもちょこバスで花見ができる。
先日、息子夫婦からお花見クルーズに誘われた。
 浅草までの移動に妻の車いすでは電車の乗り換えにかなりの困難を
伴うので少々迷ったが折角の親孝行に甘えることにした。
 東大和から西武線で高田馬場、地下鉄東西線で日本橋、都営浅草線
で浅草までの2時間ほどの道のりである。
 30年間、都心勤務をしていて電車の乗り換えには心得はあったが、
車いすでの行動は初めてである。

 第一の関門は、高田の馬場で東西線に乗り換えのエレベーターが見
けられない。交番に駆け込んだ。駅構内にはなく交差点を渡って広場
 の 隅に設置されていた。迷った末、やっとたどり着いたイクメンの外
さんが子供を乗せたカートで駆け込んできた。
東西線改札口近くには
ホーム行きのエレベーターはない。
駅員が、300m先の別の改札口
を案内してくれその近くにエレベータ
ーがあった。例のイクメン外人
さんも迷い迷って同乗した。

次の関門は、日本橋にて都営浅草線への乗り換えである。ホームから
改札口までのエレベーター、そして浅草線までの移動が長く5分かかる。
浅草行のホームへ、浅草方面行に乗車し、浅草にて下車。
水上バス乗り場は、雷門側の出口が便利と聞いていたからその出口へ移
動する。

ここが第三の関門である。こちらのの出口には、地上へのエレベータ
ーがない。反対ホームの出口にしか地上へのエレベーターがないために
駅員から精算用の切符を渡され、やっと地上に出た。
しかし、駒形方面に出たが周りを見回したが水上バス乗り場への標識等
が見つからない。
交番もない。集合時間まで10分しかない。ひとりの若者が信号待ちを
していた。水上バス乗り場を尋ねた。彼は少し考えてスマホで検索する
行き先を指さして信号を渡り吾妻橋を右に行けばと乗り場を教えてく
れた。
集合場所にツアー参加者が集まっていた。無事到着。

ここに来る2時間余りの間、電車の乗り降りに手を貸してくれたり、行
き先を親切に教えてくれたり人の情けに触れ感銘した。

2020年オリンピック・パラリンピックまでにもっとバリアフリー
進むことを願っています。

浅草から日の出桟橋までの花見をしながらの川下り。そして品川の
船宿から屋形船による目黒川を川面まで垂れ下がるさくら見物を満喫
した。

                  隅田川の桜

ビルを背景に咲き誇る

さくらの満開の中、行き交う観光船

常夜灯を囲む桜花

                 目黒川をさかのぼる

川幅が狭いので手に取るところに咲いている

川岸から垂れ下がって咲いている

遠くに高層ビルをバックに咲いている

 

花筏  

(菊花への発心)

 

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