一物四価

土地に四種類の価格

公示価格、路線価、固定資産税評価額、実勢価格の四種類が
ありますが,実勢価格以外は、国等が発表する公的価格です。

公示価格
9月19日新聞に掲載されました。
7月1日時点の地価で全国に定めた標準地の1㎡当たりの土地の価格を国土交通省が発表しました。
一般の土地取引(売買等)の指標として使われます。

路線価
道路に面して定めた土地価格で相続税や贈与税の課税の基礎として国税庁が、7月に発表しています。

固定資産税評価額
各市町村(東京は、都)が、固定資産に課税するための評価額で基準日を1月1日現在をとして3年ごとに発表しています。

実勢価格
土地の実際の売買等の取引価格をいいます。
一般的には、公示価格を目安として市場の需給バランスなどから価格が形成され、土地の形状、周辺環境(交通の便、買い物、医療機関、福祉行政、教育レベル、公園等)、その他将来性等により決まります。

各土地価格の実勢価格を100とした場合の比率はおおむね次のようです。(参考目安価格です)
実勢価格・・・・100(実際の取引価格)
公示価格・・・・実勢価格の90%
路線価・・・・・実勢価格の70% 公示価格の80%
固定資産評価額・・・実勢価格の60% 公示価格の70%

参考までに先日の新聞発表のあった公示価格を東大和市の一部を紹介します。
(1㎡当たりの価格に3.3を掛け坪当たりの価格にしました)
南街6丁目・・・・208千円/㎡(686千円/坪)
中央4丁目・・・・176千円/㎡(580千円/坪)
狭山5丁目・・・・138千円/㎡(455千円/坪)

東大和の土地の平均価格は、おおよそ17万円/㎡(56万円/坪)で、東大和駅周辺は、20万円/㎡(66万円/坪)上北台周辺は、15万円/㎡(50万円/坪)といわれています。
以上は、あくまでも参考価格で、取引価格は、様々な条件が関係しますので誤解のないように願います。
東大和地域での不動産会社の販売の売り言葉(チラシにある文言)の主なものは、次のとおりでした。
鉄道アクセス・・・・①西武拝島線で高田馬場37分②モノレールにて立川JRで都心へのアクセス
環境・・・・公園(昭和記念公園)湖(多摩湖、狭山湖)自然(狭山丘陵)
ショッピング施設・・・スーパー(ヨーカドー、ヤオコー、コープ未来、いなげや、ららぽーと)
しかしこの中に「子育てしやすい町」の言葉は見つかりませんでした。

西武拝島線

スーパーマーケット

多摩都市モノレール

マンション群

東大和市南公園

多摩湖

菊花仙人

 

 

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