オオハンゲ (サトイモ科 ハンゲ属)

旧吉岡家住宅内の通路脇に生育していたオオハンゲを発見。
都内で唯一のケシを栽培していることで知られる、「東京都薬用植物園」(東大和市駅至近)ではオオハンゲを栽培しているが、本州中部以西の比較的暖かい地方に分布するもので、東大和市内で発見されるのはめずらしい。

昨年の公開時にはなかったように思う。

オオハンゲは、特徴的な花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)の中に肉穂花序(にくすいかじょ)がある。
ハンゲショウ(和名カラスビシャク)と似ているが、ハンゲショウより、大型のためオオハンゲの名が付いたと言われる。
ハンゲショウは、葉柄にムカゴができるので区別できる。

葉にも特徴がある。
写真ではわかりにくいが、一見3
枚葉のように見える葉は、単葉であり 掌状に3深裂している。
葉片は広卵形、先端は尖っている。

ハンゲショウは、
葉が3枚の小葉になので、ここを見ても容易に区別できる。

 

 アリジゴク(蟻地獄

国登録文化材の一つである「蔵」の南壁の下にアリジゴクの巣が数か所並んでいた。
きれいなすり鉢状のアナを、細かく乾いている土の粒で作っている。

巣の中にはウスバカゲロウ類の幼虫が潜んでいて、迷い落ちてくる蟻類をじっと待っているのだろう。
都会化した東大和では珍しいと思うので、次回公開のときは、見学にきた小学生に教えたい。

ちなみに、2010年「日本昆虫協会」が、アリジゴクの生理生態を自力で発見した小学生に、「夏休み昆虫研究大賞」を授与している。