旧日立航空機㈱変電所がある「都立南公園」にシャラノキ(娑羅樹)の花が咲いています。
咲いている場所は、400mトラックの東側にある林の中、小道の傍らに1本、更に少し南側に小ぶりな木がもう一本あります。

シャラの木

 

 

 

 

 

シャラノキの花は、ツバキのような白い花で、花びらは半透明でフリルのような縁取りがとてもきれいです。
さわやかな緑色の葉っぱもきれいで、庭木の中で、シンボルツリーとして人気があります。
樹皮はすべすべとしたサルスベリに似た赤褐色ですぐに見つけられることと思います。

シャラの花

 

 

 

 

 

ところで、話が変わりますが、
有名な平家物語の冒頭の部分「祇園精舎の鐘の声~~沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」を覚えている方が多いと思います。
しかし、沙羅双樹の木はインドの中西部等に分布する熱帯樹で、寒さに弱く平安時代の日本では育たないと思われ、これはシャラノキではないかと言われています。(沙羅双樹とシャラはまったくの別物です)
シャラノキの花は、朝に咲き夕方には散ってしまうので、人生の儚さが感じられるかとか、葉っぱが沙羅双樹と似ているからなど、沙羅双樹を代用として植えられたとの説が一般的です。