七夕に想う
 
                            
 
 東大和南公園の戦災変電所・平和広場前
 
 色とりどりの短冊をつるした3本の笹の木が飾りつけられてあった。
 ここ数年、七夕の日を意識することなく過していたせいか、
公園の飾りつけを見て、はじめて七夕が近いことに気づいた。
 公園のベンチにすわり、短冊を見ながら、
久しく忘れていた子供の頃、青春時代を懐かしく思い出した。
 
                           
 
7月7日、この日の夜、
おり姫とひこ星が天の川で再会する日である。
愛する男女が1年にたった1回、
再会が許されるという七夕の伝説、
 
 
むかし、天の川の西の岸に、機織りの上手なおり姫という天帝の娘がすんでいた。東の岸には、牛飼いで働き者のひこ星が住んでいた。天帝が二人を引き合わせ、結婚させた。ところが、二人は結婚したあと、働かなくなった。怒った天帝は、二人を引き離し、7月7日の夜だけ、天の川を渡って会うことを許した
 
 現在の社会状況で、
結婚したいと愛し合う男女を両親が反対して、
無理やり引き離したらどうなるだろうか?
 
 
 スマホを身体の一部のように持ち歩く若者たち、
メール、電話だけでなく、お互いの顔を見つめ合いながら会話ができるから、
スマホを取り上げて監禁でもしなかぎり、どうしようがないのでは、
 
 デジタル時代、
若者は文明の利器をたくみに操っているように見えるが、
実情はスマホの虜になっているのでは、
年寄りからすると、そのようにしか見えない。
 
 
 公園の七夕の飾りつけを眺めながら、
アナグロ時代の昔が良かったのではと、
ちょっと年寄りじみたことを考える、
本当の年寄りがいた。