日本画家・故吉岡堅二画伯
東大和市ゆかりの画家・吉岡堅二は、1944年から1990年83歳で亡くなるまで、清水にあ る住宅兼アトリエで制作を行い、積極的に洋画の思考を取り入れ近代的な日本画表現の模索に取り組みました。
<略歴>
1906年(明治39年) 日本画家吉岡華堂の次男として東京本郷で生まれる。
1921年(大正10年) 野田九浦に入門し、伝統的な日本画の技法を学ぶ。
1926年(大正15年) 第7回帝展、20歳で初入選する。
1930年(昭和5年) 第11回帝展に「奈良の鹿」を出品し特選を受賞する。
1948年(昭和23年) 世界に立脚する日本画の創造を目指し、
福田豊四郎、山本岳人らとともに創造美術を結成する。
1959年(昭和34年) 東京藝術大学で教鞭をとる。(1969年まで)
*東京藝術大学中世オリエント遺跡学術調査団として、
トルコで洞窟壁画模写
*法隆寺金堂壁画の再現模写
1990年(平成2年) 逝去。
東大和市は、故吉岡堅二画伯邸の管理を行っています。
日本画家・故吉岡堅二画伯邸を、将来記念館的な施設(仮称:東大和郷土美術園)として公開するため、資料の目録作成や寄贈された絵画の修復、額装のほか、母屋や庭園の管理も行っています。
一般公開は行っていませんが、春と秋に特別公開を行い、多くの方にご覧いただいています。
所在地
東大和市清水3-779
特別公開
1年に2回(5月頃と10月頃)、特別公開を行っています。
特別公開につきましては、日程が決まり次第、市報やホームページの最新記事でお知らせします。
旧吉岡家住宅(国登録有形文化財)について
こちらのページで詳しく紹介しています⇒旧吉岡家住宅(国登録有形文化財)