多摩湖は6つの丁目から構成されています。
なぜ、このような込み入った区域割りになっているのでしょうか?
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この丁目の区切りを現地で見分けるのは苦労します。
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下堰堤からの下貯水池の丁目割のおおよその見当です。
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上堰堤からの丁目割のおおよその見当です。
漠然として、水面ばかりのため、丁目の入り組んでいる理由がはっきりしません。
最近、境界さがしの方が興味をもたれているようですので、調べてみました。
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多摩湖の丁目は湖底に沈んだ集落をもとに定められました。
中央に流れる「石川」とその周辺に形成された次の「旧集落」の大まかな区域をもとにしています。
一丁目 狭山・清水 二丁目 蔵敷・奈良橋・狭山 三丁目 芋窪
四丁目 狭山・清水 五丁目 芋窪・蔵敷・奈良橋・狭山 六丁目 芋窪
で、162戸が移転しました。
また、この地域の地名は東大和市発生の古村であるところから
内堀、林、境前、東北河内、西北河内、葦ヶ谷戸、北耕地、中田、石塔前、山下門前、鍛ヶ谷戸
前島、上石川、中石川、下石川、鼠沢、オオカミ窪、土が窪・・・など、懐かしいものが使われていました。
詳しくは東大和市史資料編9『道と地名と人のくらし』に記載されています。
村山貯水池に沈んだ地名と集落 へ続けます。
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