言葉のちから(光明より抜粋)
「三歳の童でも知っていることだが、
それを行うことは、八十の翁でさえ難しい」
(白楽天に向かって答えた道林の言葉)
” 中国の唐と呼ばれていた時代のことである
詩人の白楽天が、名僧の道林にたずねた。そして
「仏教のおしえの根本とは?」と質問する。
答えは即座に返ってきた。
「悪いことはしない、善いことをする」
平凡な言葉に「そんなことなら三歳の童でも
知っている」と白楽天はつぶやく。その時である。
道林のゆったりとした声が響いた。
「三歳の童でも知っていることだが、それを行う
ことは、八十の翁でさえ難しい」
感服した白楽天は、 道林にしたがって仏教を学んだという”
真言宗豊山派の発行誌でありますが、皆さん何処かで
聞いたか見たことあるお話ではありませんか?
腹を立てるより、許す方がよい。
憎むより、愛する方がよい。
不平を言うより、感謝する方がよい。
愚痴を言うより、喜ぶ方がよい。
りきむより、任せる方がよい。
威張っているより、謙虚な方がよい。
嘘をつくより、正直な方がよい。
喧嘩するより、仲よくする方がよい。
述べられている内容が大切なことはよく理解できるが、
それを実践できるかと問われれば、自信をもって
うなずける人は少ない。わかっていても、なかなか
できないことばかりである。
自分自身への自戒を込めて、光明誌からの内容を
抜粋いたしました (#^.^#)