東大和市の雲性寺・ハンカチの木
雲性寺・ハンカチの木
ハンカチの木は、ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木です。中国南西部
(四川省、雲南省付近)に分布しており、標高1500~2000mに自生しています。
樹木は5mから、大きいものだと20mにも達します。
白いハンカチのような花が特徴的です
狭山33か所札所の18番札所観音堂
雲性寺本堂
ハンカチの木
東大和市内では、ここだけです
ハンカチの木の一番の特徴は、この白いヒラヒラした花です。
遠くから見てもとても目立ち、まるでたくさんのハンカチがぶら下がって
いるように見えます。この白い部分は、初めは黄緑色をしていますが、
開花に合わせて徐々に大きくなり、白くなります。
他の樹木には見られない珍しい花の形です。
実は、この白いヒラヒラしたハンカチのように見える部分は、
花びらではなく葉が変形した部分で、「苞葉(ほうよう)」といいます。
ハンカチの木の苞葉は2枚あり、フラボノイドと呼ばれる紫外線を
吸収する成分が多量に含まれていることが明らかになっています。
この白い苞葉は、太陽の紫外線をから花を守る傘の役割をしているのです。
これからが、最高の見どころでしょう!