2023年秋の公開 旧吉岡家住宅

2023年秋の公開
旧吉岡家住宅

吉岡堅二氏は、昭和19(1944)年8月、東伏見町(西東京市)から
当時の大和村に移られて来られました。
中島飛行機の爆撃をよけての疎開でした。

東京芸術大学教授として教鞭をとるかたわら、あの法隆寺金堂壁画の模写に携われました。
椅子に座られる奥様と話されながら、スケッチをされていました。

お酒好きの先生は、村人の囲む中で、求めに応じて、
旅の話や法隆寺金堂壁画の模写のことを話されました。
平成2年(1990)年、83歳でこの地でお亡くなりになるまで、
地域の人々との交流が絶えなかったお宅です。

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(2023.10.05.文責・安島喜一)