始めましてのブログは、地域猫発案者の黒澤泰氏のfacebook投稿記事の紹介から

黒澤氏は、地域猫活動という言葉が昨今一人歩きしていることをとても危惧している。

各地でボランティアが走り回っているが、猫をきちんと管理する地域住民の活動に繋げることができず中途半端な結果になることが多い。

黒澤氏はそれをとても残念に思い「正しい地域猫活動を!」と提唱している。

「猫トラブル解決のためにはいくつかある猫対策の中でも地域猫活動をきっちりやろう」

「ご近所に知らせず不妊手術するだけのTNRや、猫をその場から保護して誰かに譲渡する活動も猫活動だけど、根本的な猫問題解決にはならないよ」と。

 

「地域猫対策」については時々市報にも載るけれど、まだまだ猫の耳先カットの意味さえ知らない人が圧倒的に多い。

期間限定でも良いから全ての自治会掲示板・市の施設・公園に大々的にポスターを貼れたらいいのになぁ。
 

では以下、黒澤氏のfacebookより

地域猫活動に関するアンケート調査があちこちで行われていますが、「地域猫を知っている」と答えた人は約2割でした。その人達も「言葉は聞いたことがある」「理解まではしていない」がほとんどなのです。

私が言っている2:2:6の法則、つまり猫好きの人2割、猫嫌いの人2割、猫にまったく関心のない人6割は、おおむね間違いではないのです。

地域猫活動は単なる猫愛護の活動だけではなく、猫トラブルをなくすための住民活動であることを知ってもらいたいです。

TNRだけや保護活動も決して否定するものではないですが、私は理想論と言われても「地域猫活動」がトラブルをなくすには一番だと考えます。

自分の所だけ良ければいいとの考えが多いですが・・・

地道な活動ですが、とにかく無関心な人達にも知ってもらうために、何度も繰り返しながらいろいろな場所へ啓発に行きます。