南街地域の糞尿相談
芝生への猫の糞尿被害の相談が入った。
超音波タイプの猫除け器械を猫の通り道に置く方法もあるが、広い芝生の場合は何台も必要でかなり高額になる。
フンをする場所を数か所から1ヵ所に減らす「猫トイレ」方法を提案したところ「やってみる」とのこと。
庭の片隅を少し掘り返すだけの簡単なものだが、掘れない場所にはプランターが利用できる。
取り急ぎ我が家で不要となった古いプランター・石・木酢液を持って訪問した。
このプランタートイレは、ちゃま坊さんのブログイラスト 地域猫の作り方・外猫トイレの作り方 をご覧ください。
鉢底ネットがあれば石は不要。
木酢液は消臭剤としてではなく、芝生のフンを取り除いた場所へ猫除けとして薄めて撒くための物。
下の画像はフンでお困りのお庭・・・広い芝生を点々と汚されるとのことだが、フンが乾燥してから取り除いていたようで芝生はきれいだった。
樹木がある場所(写真右側)ならどこでフンをしても良いが芝生にだけはされたくない、とのこと。
掘り返せる場所は沢山あったのでプランターは設置せず、「竹枝の猫除け方法」を紹介した。
枯れた竹の枝をまばらに置くだけの方法だが、猫は歩きにくくなるのでよけて通る。
(上記のように並べて置く・国立市セミナー時に撮影)
竹の枝は市で保有しているので、環境課に電話すると届けるという事前の案内だった。
在庫があればということなので確認したところ、昨年分は既に処分され、次は伐採予定の7月頃との回答だった。
今回の相談者にはそれまで待ってもらうことになり、効果を確認したいと思った私としてもガッカリ。
環境課の話によると、竹の枝は美観の観点から嫌がる人も居てゼラニウムを植える方法を模索中、この春から希望者には配布する準備を進めているらしい。
しかし芝生の場合にはゼラニウムでは役に立たないだろう。
竹枝が7月まで調達できないのであれば、代替案を市として確立できないものだろうか。