カワセミ観察 我慢の端境期
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交代で戻ってきたカワセミのメス
空堀川上流のカワセミ報告です。今の時期は抱卵期となっていて、カワセミのペアが交代で巣穴に籠る時間がとにかく長い、特にメスが長いのです。
カワセミ観察にとっては端境期で、我慢の日が続いています。そういう訳で、ほとんど昼間は影も形もみられません。
それでも抱卵のためのメスとオスの交代があるはずです。そこで日曜(1日)と月曜(2日)の日の出タイム、空堀川上流の観察ポイントに向かいました。
両日ともほぼ同じ時刻の5時過ぎ、カワセミのオスが巣穴近くに戻ってきました。巣穴の対岸からオスが巣穴のメスに声をかけ、あっという間に交代しました。
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朝の交代の役目を終えたカワセミのオス
巣穴から出たメスは食餌を済ませ、50分ほどすると再び巣穴近くに戻ってきます。オスと同じように巣穴に向かって声をかけ、オスと交代して巣穴に入ります。
巣穴に出入りするメスの動きをカメラに収めることができたのでご紹介しましょう。
このまま順調に進んでくれれば、GW明けには雛が孵り、巣穴から卵の殻を運び出すカワセミの姿や雛に頻繁に餌を運ぶところを見ることになるでしょう。楽しみです。
抱卵で巣穴に出入りするメスの動きを動画で紹介