玉川上水駅周辺の風景273

 塩船平和観音像

五月の連休中、

奥多摩のやまなみを背景とする、

つつじの名所、青梅の塩船観音寺を訪ねた。

つつじ祭りの開催中であるが最盛期は過ぎ、

赤や白の鮮やかなつつじはほとんど萎んでいた。

それでも頂上に立つ平和観音像を中心に、

船型の山の上・下に多くの見学者が行き交い、

わずかに残る遅咲きのつつじを観賞していた。

スマホで撮った15枚の画像を

ストーリー風に編集しました。

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塩船観音寺は、大化(645~650年)に

若狭の八百比丘尼が観音像を安置して開山し、

周囲が船の形に似ているところから、

仏が衆生を救おうとする願いの船になぞらえ、

太平年間(729~749年)に僧行基が

「塩船」と名付けたと伝えられている。

世界中が平和になることを願ってやまない。

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