この先日、都立狭山公園内「宅部池(たっちゃん池)」の「かいぼり」が行われた。

このかいぼりで、都内では発見された記録がない「イシガイ」の生息が確認された。

トウヨシノボリ(タナゴ類)などは、イシガイの中に卵を産み付けると言う。

「かいぼり」の状況

「かいぼり」の状況

左側の小さい貝がイシガイ

左側の小さい貝がイシガイ

水槽のトウヨシノボリ

水槽のトウヨシノボリ

 「イシガイ」と「トウヨシノボリ」はお互いに必要としているらしい。

管理センターは「イシガイ」の採取を禁止していると言う。

この「かいぼり」で モクズカニ も見つかった。

モクズカニ

モクズカニ

「モクズカニ」は、海で産卵し、川を遡上すると言う。

カニは、はるばる狭山公園の「たっちゃん池」まで来たのだ。

海から、たっちゃん池まで、何キロあるだろう・・

この長い距離をカニ達は延々のぼってくる、気の遠くなる話しだ。

「モクズカニ」の寿命は4~6年と言う。

淡水池などで成長し、海で産卵、一生を終えると言う。

海からたっちゃん池まで遡上する、天から与えられた習性・宿命とは言え

小さな体で「けなげ」に上って来ることを思うと、涙 が出る。

いつか、上ってくる河川をたどりながら、カニ達を激励したいと思っている。

                    

¨東村山市多摩湖町3-17-19¨

上記印はパークセンターです、その下の 池が宅部池(たっちゃん 池)