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富士山と夕日と雲63
雲がおもしろい(4)
2004年、イギリスで「雲を愛(め)でる会」が設立された。
創設者のデザイナー、ギャヴィン・プレイター・ピニーが
インターネットでウェブサイトを公開すると、
わずかの間に世界25カ国1800人が会員となり、
その後も多くの珍しい雲の写真が続々と寄せられているという。
ピニーは、「雲行きが怪しい」「暗雲がたちこめる」など、
雲はとかくネガティブに語られがちだが、
そうした評価は”不当”であるとし、
「子どものころのように雲を見て想像を膨らませるような楽しみを取り戻そう」と
呼びかけている。
彼はまた、「私たちの生活は目的があることで溢れています。そんな日々の中、
時に何の目的もなく雲を見て過ごすひと時がとても大切である」と
語っている。
筆者は、なるほどそうだなあーと思いながら、
今日もまたブログ掲載用「富士山と夕日と雲」の写真を撮っている。
たまに何も考えず、夕日が沈む頃の雲の様子を眺めていたい。
ピニーの著書に「『雲』の楽しみ方」がある。
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