東京雑学大学 2018年2月の講義​予定のお知らせ

参加費は、1回500円です。
学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。
学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には、割引があります。)

下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。
(クリックしてください)
http://tzatudai.ec-net.jp/kaizyoumap.html
開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。
(ただし、第2木曜日の講座は、2時半から)

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会場: 西東京市民会館
1118回 1月25日(木)
演題: 聖武天皇の国づくり理念ー東大寺・武蔵国分寺を中心に
講師: 星野信夫氏(国分寺観光協会会長・前国分寺市長)

奈良時代は聖武天皇の時代であった。自然災害や天然痘の流行、国内政治の混乱や唐・新羅の外圧という困難に直面し、天皇は仏教理念に基づき国家の鎮護と統一を目指した。
その具現化である「東大寺の盧舎那仏(大仏)」と全国最大規模を誇った「武蔵国分寺」を例に、その理念を読み解き歴史的意義を考える。

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会場: 田無公民館
1119回  2月1日(木)
演題: 古川柳から現代川柳への誘い
講師: 竹田光柳氏(川柳人協会事務局長、NHK学園川柳講座講師)

俳句をやっておられた方が、川柳の会に入られ数ヶ月たった時、よく言われることに「川柳ってすごく奥がふかいですね」という言葉です。
今回は、江戸時代から今日までの句を紹介し、川柳が「人を読む文学」であり、そのなかに、ユーモアが存在していることを実感していただきたいと思います。

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会場: 多摩交流センター
武蔵野市かたらいの道(遠隔講座)
1120回 2月8日(木)
演題: 1000年前のドレミの歌、音楽と宇宙を貫く調和(ハルモニア)の原理
講師: 藤田浩氏(宗教音楽研究者)

あの「ドレミの歌」には、1000年前に作られた元歌がありました。元歌が生まれた中世の音楽理論を紐解くと、人間は古代から近代にいたるまで、調和(ハルモニア)の原理により、音楽と宇宙の仕組みを捉えていたことが判ります。
本講座では、この「調和」の原理の歴史を、音楽史の観点から振り返ります。

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会場: 田無公民館
1121回 2月15日(木)
演題: 最近の世の中を斬る
講師: 秋山紀勝氏(元朝日新聞記者)

2018年は大変な年になるかもしれない。主な理由は二つ。
一つは北朝鮮問題だ。万一、北朝鮮と米国が戦争状態に陥ったら東京は火の海になるのか。
二つ目は憲法改正が具体化するかも知れないことだ。
各党は9条を軸にどのような立場をとるのか。国民投票はあるのか?また森友・加計問題の行方は?目がはなせない。

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会場: 西東京市民会館
1122回 2月22日(木)
演題: カフェの系譜ー日本独自の喫茶店文化をたどる
講師: 澤野 勉氏(新渡戸文化短期大学名誉教授、日本風俗史学会評議員)

最近では「認知症カフェ」「猫カフェ」などと、カフェの用語は癒やしを含んだ集会所の意味に広く使われています。
元来、コーヒーを意味するこの言葉、日本では今でいう風俗営業を含めたさまざまな意味で使われてきました。それは喫茶店の歩みとも重なります。庶民の風俗の中の”くつろぎの空間”の変遷をたどります。

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