東京雑学大学2016年2月度講義予定
参加費は、1回500円です。 学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。 学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には、割引があります。)
下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。(クリックしてください) http://www5.ocn.ne.jp/~tzu61017/
開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。(ただし、第2木曜日の講座は、2時半から) =====================
会場: 柳沢公民館
1023回 1月31日(日)
演題: 「真田氏三代の歴史」
講師: 芝辻俊六氏(戦国史研究家)
2016年のNHK大河ドラマとして「真田丸」が始まる。真田丸とは、慶長19年(1614)10月の大阪冬の陣に際して、大阪城に味方として入城した真田信繁が、徳川方への防衛と攻撃のために急遽構築した出丸のことである。 出丸とは本城の外郭に張り出した付城のことである。 信繁は信濃国東部と上野国西北地域(真田領)で豊臣大名となっていた真田昌幸の次男であり、兄の信幸は関ヶ原合戦後(1660)後に、その真田領を継承した大名であった。 信繁は関ヶ原合戦の前哨となる第二次上田合戦で、父と共に徳川秀忠軍に勝利したものの、本戦では味方した西軍が大敗北したため、父と共に高野山麓の九度山に配流されていた。 徳川家康はすでに江戸幕府を創始していたものの、晩年になって豊臣秀吉の遺児秀頼の拠る大阪城の存在が気掛かりとなり、大阪城攻めが行われた(大阪冬・夏陣)。信繁は明らかに劣勢となっていた大阪城に入り、大阪両合戦で孤軍奮闘して戦死した。 本講義ではその信繁に至る真田三代70年の歴史について、武田・北条・上杉・徳川・豊臣氏らとの折衝の中で、生き残っていった経過について、節目となった事件を中心にみていきたい。
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会場: コール田無
1024回 2月4日(木)
演題: 「忠臣蔵の真相-義士の最期」
講師: 吉田 豊氏(古文書インストラクター)
討ち入りを果たし、泉岳寺で亡君墓前に報告をした四十七士は四人の大名家にお預けとなり、翌年2月4日一斉に切腹して果てました。 この処分に至る間の幕府内の議論、義士を預かった細川家と毛利家の記録を読みます。仇討ちとして賞賛すべきか、徒党を組んで暴挙に出たと解するか、明治に至って決します。
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会場: 多摩交流センター
武蔵野市かたらいの道(遠隔講座)
1025回 2月11日(木・祝)
演題: 「声楽の魅力」
講師: 田中和男氏(バリトン歌手・元防衛大学助教授・元一等陸佐)
人間の声は、あらゆる楽器の中で最も美しい。そして人間の感情を表現する手段として、最高の機能を有する音源である。ただ、この性能を生かせるためには,訓練が必要である。 主に中世ヨーロッパのキリスト教の教会で、キリストをあがめることを目的として、歌われた合唱をスタートとした声楽は、現代の日本人の心にも訴える力を保有している。
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会場: 田無公民館
1026回 2月18日(木)
演題: 「家庭における父親の役割」
講師: 小俣富雄氏(〈公社〉スコーレ家庭教育振興協会理事・事務局長)
家庭は最も小さな単位の社会です。子どもは、母親の愛情から生きるエネルギーを吸収しますが、成長とともに社会性を備えていかなければなりません。 これを教えるのが父親の重要な役割となります。 講義では,父親の生き方を中心に、家族全員のより良い家庭づくりについて学習します。
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会場: 西東京市民会館
1027回 2月25日(木)
演題: 「大河紀行-荒川 秩父山地の水源から東京湾まで180余キロ踏破記録」
講師: 伊佐 九三四郎氏(登山家・紀行作家)
奥秩父の盟峰甲武信(こぶし)ヶ岳から東京湾まで埼玉、東京180余キロを流れる荒川。 その最初の一滴から河口までを歩き、自然、地理、歴史、民俗など資料だけでなく古老からの聞き書きも含めてまとめた大河紀行を、映像とともに語ります。