東京雑学大学 2016年12月の講義​予定

参加費は、1回500円です。
学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。
学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には、割引があります。)

下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。(クリックしてください)
http://tzatudai.ec-net.jp/kaizyoumap.html

開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。
(ただし、第2木曜日の講座は、2時半から)

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会場:西東京市民会館
1064回 11月24日(木)
演題: 「シーボルトの長男アレクサンダー・フォン・シーベルト-日本とヨーロッパの間の外交官」
講師: 牧幸一氏(早稲田高等学院講師・元同校教諭・元早稲田大学講師)

アレクサンダーは幕末、13才で父と共に来日。日本語と日本文化を研鑽し、明治政府の、特に外務省の日本語通訳官、参事になった。日本とヨーロッパでの不平等改正交渉には、歴代の外務大臣と各国の日本人公使を補佐し助言した。
日清・日露戦争時にも外交官の立場を対外的に伝えた。このような活動の一端を紹介したい。

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会場:田無公民館
1065回 12月1日(木)
演題: 「世界に広がる雅楽-”雅楽だより”を発行して」
講師: 鈴木治夫氏(元東京芸術大学講師)

世界で最古のオーケストラである雅楽は、1300年余の歴史を持ち、絶えることなく演奏されつづけてきた。この雅楽が今、世界各地で演奏され、見直されてきている。
雅楽の情報誌「雅楽だより」を発行している中から見えてきた理由と、今後の課題について語ります。

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会場:多摩交流センター
武蔵野市西久保コミセン(遠隔講座)
1066回 12月8日(木)
演題: 「外国人留学生の就職成功への道」
講師: 窪田英樹氏(〈株〉フューチャーデザインラボ取締役副社長・元〈株〉リクルート九州支社長)

外国人留学生が日本で就職の内定をうるには、日本の就職活動の”特殊性”を知り、時間を作って対策する必要がある。さらに、卒業前の短期間で就職活動をしなければならない。
日本企業で活躍する元留学生の話も交えつつ、外国人留学生が日本で就職するまでの道程を紹介する。

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会場:西東京市民会館
1067回 12月15日(木)
演題: 「泣かれるより笑われるお葬式-江戸人の粋が現代に伝えるユーモア」
講師: 小向敦子氏(高千穂大学人間科学部教授)

高齢社会の“出口”は、残念なことに大量死社会である。その訪れの気配を感じる近年であるが、本当のピークは2030年後半と予測されている。そのような中、葬儀ビジネスは、今後発展が見込まれる領域である。
江戸時代やルネッサンス期など、過去や海外の状況も鑑みながら、これからの葬祭事情について考えてみたい。

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会場:田無公民館
1067回 12月22日(木)
演題: 「福沢諭吉の近代社会論を考える」
講師: 西澤直子氏(慶應義塾大学 福澤諭吉研究センター教授)

去る7月の参議院議員選挙から、18歳以上に選挙権が与えられるようになりましたが、18歳19歳の投票率でも一番高い東京で、やっと50%を超えた程度でした。
なぜ社会の形成者としての意識が低いのでしょうか。「一身独立」を説いた福沢諭吉の近代社会論から、日本の近代化の過程を考えてみたいと思います。

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