東京雑学大学2016年1月度講義予定

参加費は、1回500円です。 学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。 学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には、割引があります。)

下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。(クリックしてください) http://www5.ocn.ne.jp/~tzu61017/

開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。(ただし、第2木曜日の講座は、2時半から)

=====================

会場: 西東京市民会館
1020回 12月24日(木)
演題: 「童句のすすめ-みんなむかしは子供だった」
講師  土橋 寿氏(日本自分史学会会長・元帝京学園短期大学教授)

  俳句は周知の文化だが「童句」はまだ馴染みが浅い。しかし両者は同心である。加筆すれば、大人が子供を見下した俳句ではなく、自分が童心に戻って詠う俳句である。   童話や童謡のように、心の糧として、子供へ贈る大人の願いである。童句は誰でも詠えるから、ご一緒しましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

会場: コール田無
1021回 28年1月10日(日)
演題: 「治水対策と流水管理」
講師: 高橋 裕氏(東京大学名誉教授)

  私の国際賞受賞(平成27年)の業績は、“流水管理の革新的概念の創出と水災害軽減への貢献”でした。しかし流水管理もその革新的概念は、一般的には判りにくいと思われます。   この講義では、流水管理の意義を中心に第二次大戦後の治水政策を解説し、流水管理の意義とそれに至った経緯について説明します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

会場: 多摩交流センター  
   武蔵野市かたらいの道(遠隔講座)
1022回 1月14日(木)
演題: 「候文あれこれ」
講師:  愛甲次郎氏(“文語の苑”理事長・元クエート大使・元ソニー専務取締役)

  候文は古来書簡体として我が国のコミュニケーションを支えてきた文章スタイルであり、欧米語における接続語に似た役割を果たし、いわば昔のビジネスレターと言った面もある。   昨今日本語の劣化が指摘され、その対策が必要になってきているが、候文の復活は選択肢の一つであろう。候文は何か判りやすく解説する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

会場: 柳沢公民館
1023回 1月31日(日)
演題: 「真田氏三代の歴史」
講師: 芝辻俊六氏(戦国史研究家)

  2016年のNHK大河ドラマとして「真田丸」が始まる。真田丸とは、慶長19年(1614)10月の大阪冬の陣に際して、大阪城に味方として入城した真田信繁が、徳川方への防衛と攻撃のために急遽構築した出丸のことである。   出丸とは本城の外郭に張り出した付城のことである。   信繁は信濃国東部と上野国西北地域(真田領)で豊臣大名となっていた真田昌幸の次男であり、兄の信幸は関ヶ原合戦後(1660)後に、その真田領を継承した大名であった。   信繁は関ヶ原合戦の前哨となる第二次上田合戦で、父と共に徳川秀忠軍に勝利したものの、本戦では味方した西軍が大敗北したため、父と共に高野山麓の九度山に配流されていた。   徳川家康はすでに江戸幕府を創始していたものの、晩年になって豊臣秀吉の遺児秀頼の拠る大阪城の存在が気掛かりとなり、大阪城攻めが行われた(大阪冬・夏陣)。信繁は明らかに劣勢となっていた大阪城に入り、大阪両合戦で孤軍奮闘して戦死した。   本講義ではその信繁に至る真田三代70年の歴史について、武田・北条・上杉・徳川・豊臣氏らとの折衝の中で、生き残っていった経過について、節目となった事件を中心にみていきたい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です