東京雑学大学2016年5月度講義予定
参加費は、1回500円です。
学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。
学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には、割引があります。)
下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。
(クリックしてください) http://www5.ocn.ne.jp/~tzu61017/
開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。
(ただし、第2木曜日の講座は、2時半から)
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会場: 柳沢公民館
1035回 4月28日〈木〉
演題: 「「百人一首」と『万葉集』」
講師: 小野 寛氏(駒澤大学名誉教授・高岡市万葉歴史館名誉館長)
「百人一首」は、平安時代から鎌倉時代にかけて最も著名な歌人であった藤原定家が晩年に京都嵐山の小倉山荘で作ったものです。それで「小倉山荘色紙和歌」「小倉百首」とも呼ばれます。 この中に万葉集の歌人が五人選ばれています。ところがその五人の五首の歌で万葉集にその人歌としてあるのは二人二首だけです。そしてその二首もそのよみ方が少し違っているのです。 それはどうしてか調べてみましょう。
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会場: 田無公民館
1036回 5月5日(木・祝)
演題: 「間近です! 衣類の新洗濯表示」
講師: 工藤千草氏(消費生活アドバイザー・繊維製品品質管理士)
衣類の購入や洗濯時に参考とする「洗濯表示」は、平成28年12月1日以降に新発売する衣類から、新しい記号がつけられます。ISOのケアラベルを取り入れているため、従来の記号とはデザインも表現方法も変わります。 その時になって、戸惑わないように、実際の洗濯場面を想定して「新しい記号」について説明します
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会場: 多摩交流センター
武蔵野市かたらいの道(遠隔講座)
1037回 5月12日〈木)
演題: 「“しぐさ”に見る江戸町衆の生き方・考え方」
講師: 上田 誠氏(誠和人材育成支援研究所代表・江都町衆思草承伝会主宰)
あまり聞き慣れない言葉ですが、「江戸しぐさ」という言葉は、江戸に暮らす人々が、お互いに争うことなく、円満に暮らしていくために育んできた「暮らしの知恵」とも言える様々な「しぐさ」の総称です。 江戸しぐさには現代に生きる私たち、そして地域に生きる方々にも有用な生き方・考え方がたくさん含まれています。
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会場: 西東京市民会館
1038回 5月19日(木)
演題: 「顔の現象学--顔がテーマになると考えられる10の理由」
講師: 濱口晴彦氏(早稲田大学名誉教授)
マスメディアで顔情報が大量に放映されるようになり、顔のありようが意識されるようになった。人格としての顔、社会的コミュニケーションとしての顔、あるいは道具としての顔など。 顔の表現を多角的に考えてみたい。
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会場: 西東京市民会館
1039回 5月26日(木)
演題: 「太田道灌の史跡・伝承地200ヶ所を探訪して」
講師: 尾崎 孝氏(NPO法人太田道灌顕彰会理事)
東京オリンピックを間近にして、江戸東京の元祖太田道灌を知ることは、喫緊の重要事です。関八州の200ヶ所を歩きながら、太田道灌の33連戦の謎、山吹伝説の謎、道灌非業の最期の謎等を考えます。 歴史の現場へ行けば、歴史の現実が見えてきて興味が尽きません。