東京雑学大学 2018年1月の講義​予定

参加費は、1回500円です。
学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。
学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には、割引があります。)

下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。
(クリックしてください)
http://tzatudai.ec-net.jp/kaizyoumap.html
開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。
(ただし、第2木曜日の講座は、2時半から)

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会場:多摩交流センター
武蔵野市かたらいの道(遠隔会場)
1116回 30年1月11日(木)
演題: 生涯学習のまちづくりーつなぎあいからにないあいへ
講師: 下道敏行氏(稲城市教育委員会生涯学習課(社会教育主事))

生涯学習関係者は、自己実現やよりよい街づくりをめざし、様々な活動に取り組まれています。地方自治体への期待や要望も様々ありますが、財政状況などから生涯学習担当の職員数や予算の増などは望めないのが現状です。
そこで「にないあい」をキーワードにした「稲城市の生涯学習行政」が文部科学省に続き、総務省からも評価されましたので内容紹介いたします。

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会場:コール田無
1117回 1月14日(日)

東京雑学大学新春特別講座

演題:縄文時代の魅力に迫る

1.アトラクション  「神楽」  田無囃子(たなしばやし)

2.講演 Ⅰ JOMONと人類史」
菊池徹夫氏(早稲田大学名誉教授・福島県文化財センター白河館「まほろん」館長)

縄文時代は、氷河期狩猟民の旧石器時代と、金属器をもつ稲作農民の弥生時代との間、じつに1万年以上の長期間、日本列島全域に展開した独特の土器文化です。
しかも世界史上の新石器文化のような農耕・牧畜ではなく、自然環境に適応した採集・漁労・狩猟により竪穴住居集落での定住生活を維持した、人類史上特異な文化なのです。

講演 Ⅱ 「南関東最大級!縄文のムラ 国史跡下野谷遺跡に迫る」
亀田直美氏(西東京教育委員会社会教育課文化財係主事(学芸員)

西東京市東伏見にある下野谷遺跡は、今から5~4千年前の約千年間にわたり継続した縄文時代のムラのあとです。縄文人が残した住居跡の数や土器の量など、その遺跡規模は南関東でも傑出しています。
なぜ彼らはこの場所にそのようなムラを作り、長期間維持することが出来たのでしょうか?
その理由を探ります。

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会場:西東京市民会館
1118回 1月25日(木)
演題: 聖武天皇の国づくり理念ー東大寺・武蔵国分寺を中心に
講師: 星野信夫氏(国分寺観光協会会長・前国分寺市長)

奈良時代は聖武天皇の時代であった。自然災害や天然痘の流行、国内政治の混乱や唐・新羅の外圧という困難に直面し、天皇は仏教理念に基づき国家の鎮護と統一を目指した。
その具現化である「東大寺の盧舎那仏(大仏)」と全国最大規模を誇った「武蔵国分寺」を例に、その理念を読み解き歴史的意義を考える。

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