東京雑学大学 2018年11月の講義予定
    参加費は、1回500円です。
 学生会員に入会すると、毎回資料代(100円~300円程度)だけでご参加できます。
 学生会員の年会費は、5,000円です。(年度内途中入会には割引があります。)
下記のホームページに、最新の情報と会場ご案内地図を掲載しております。
 (クリックしてください)
 http://tzatudai.ec-net.jp/kaizyoumap.html
 開催時刻は、いずれも午後2時から4時までです。
 (ただし、第2木曜日の講座は、2時半から)
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会場: 西東京市民会館
 1154回 10月25日(木)
 演題: 和錠(江戸時代以前の錠前)の世界と文化史
 講師: 鶴岡道夫氏 (神奈川考古学会会員、和錠収集研究家)
  日本の錠前は飛鳥時代以前からの歴史があります。江戸時代に入ると独特の錠前が生まれ、これを和錠と呼びます。錠前は歴史と共に目的が変化してきました。
   初めは権威と政治の道具として、神社は決界として、江戸時代に入ると商人が中心となり、富の象徴となりました。庶民は神様に鍵を持ってもらい、幸せを祈りました。実物を見て触って実感して下さい。
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会場: 西東京市民会館
 1155回 11月1日(木)
 演題: 都市祭礼の原点”御旅所”について
 講師: 松岡茂雄氏(自分史を書く運動「ふだんぎ」編集スタッフ)
  神を神輿に乗せて、歌舞音曲で慰め鎮めさせて他界に送り返す御霊会が恒例化すると、鎮送した神をそのまま再び神社に迎え、疫神の祟りを封じる守護神として鎮座させる神概念を転換させる信仰が生まれ、再び神を本殿に還御する形態が必要となった。
   神を再生する場所として「御旅所」という考え方が生まれた。御旅所は祭礼時に、祭神が休息または宿泊する場所だけでなく、降臨する神が再生する場所である。
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会場: 多摩交流センター
     武蔵野市西久保 コミュニティーセンター(遠隔講座)
 1156回 11月8日(木)
 演題: ドビッシー没後100年ー作曲のインスピレーションはどこから?東洋の文化との関連性を探る
 講師: 斉藤真美氏(ピアニスト・ピアノ講師)
  フランス人であるドビッシーが、西洋の絵画や文学からだけでなく、東洋の文化からも影響を受けていたということに焦点を当て、関連性を考える。
   ドビッシーが東洋に興味を持つきっかけは何だったのか。また東洋の文化のどんなところに魅力を感じ、そこから得たインスピレーションを、どのように作曲に反映させていったのかを推察する。
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会場: 西東京市民会館
 1157回 11月15日(木)
 演題: キャリアコンサルティングについて
 講師: 高峰章氏(キャリアコンサルタント・前ハローワーク相談員)
  キャリアコンサルティングは、職業相談にとどまらず、相談者及びその家族のライフプランを視野に入れることまで拡張します。
   本講義では、種々の理論等を羅列するのではなく、「事例検討」を通じてキャリアコンサルティングの実際に触れ、理解を深めていくことを主眼とします。
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会場: 西東京市民会館
 1158回 11月22日(木)
 演題: 大人の絵本楽しみ
 講師: 高野正美氏(語り部・読み人)
  絵本は、子供だけが楽しむ本だと思われていますが、そうではありません。大人が楽しむためのものでもあります。絵本の製作には、専門の絵本作家だけでなく一流の画家や詩人やイラストレーターやミュージシャンも加わり多様な広がりを見せています。
   そんな絵本の魅力を大人にも分かってもらえるように掘り下げます。


