孤食
高齢者の孤食
コロナでスーパーへの買い物を避けて生活クラブの食料品
の宅配を利用して半年余、妻が風呂場で転倒して入院する。
一人分の食事作りは、時間的、金銭的にも無駄が多い。
しかも美味しくない。
そこで一食分(昼食)は、ワタミの宅食を利用している。
毎食一人で黙々と食べる。
朝と夜は、生活クラブから好きな食材を注文し好きな料理をつく
る。無論、調理の心得もなく自ずと簡単レシピーのチンするか茹
でるかフライパンで炒めるかである。
コロナの感染予防のため外食は一切しない。
独り言とお喋り
妻が入院して一ヶ月以上が過ぎた。自分でも可笑しいぐらい独り
言が増えた。
どちらかと言えば口下手な方だと思っていたので人に会うととに
かくお喋りになったらしい。
ひとり飯の弊害
好きな物ばかり食べる。
栄養の偏り、食生活のリズムの崩れなど身体的健康面に影響する。
また、コミュにケーションの欠如、社会性、協調性の低下など精
神的健康面に影響する生活習慣が形成されてしまう。
共食
元々、人間は、料理する動物であり、共食する動物である。と言わ
れている。
栄養
三大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)
五大栄養素(三大栄養素+ビタミン、ミネラル)
炭水化物(米、パン、麺類、芋類)タンパク質(肉類、魚介類、
卵、大豆)
脂質(肉類、油脂類、マヨネーズ、牛乳、魚類)
ビタミン(レバー、ウナギ、豆類、野菜)
ミネラル(野菜、海藻、果物類、小魚、乳製品、レバー、牡蠣、ナ
ッツ類)
五大栄養素の大きな役割
炭水化物、脂質~力や熱になる主成分→身体を動かすエネルギー源
(摂り過ぎは肥満の元)
タンパク質~身体を作る主成分→身体の組織(筋肉、内臓、皮膚、
血液)
ビタミン、ミネラル~身体の調子を整える→炭水化物、脂質、タン
パク質の分解、合成を助ける働きをし、健康維持、体調管理に欠か
せない。
不足がちのミネラル
生活クラブの食材とワタミの宅食では、ミネラルが不足している。
従って今後、スーパーに行ってレバーの焼き鳥、牡蠣フライ、海
藻、ウナギなどを買って夜の食卓に並べることとする。
1日に他人と一言も話しをしない日もある。
そんな時、庭で菊に手間を掛けていると「今年もきれいに咲かせて
見せて下さい。ここを通るのが楽しみだから。」と犬の散歩してい
る人が声をかけてくれる。うれしいね。「ありがとうございます」