菖蒲祭り

北山菖蒲苑
一人暮らしの身で家族とのふれあいに乏しさを案じてか菊づくりの仲間が東村山北山菖蒲苑に誘ってくれました。
開催期間が6月15日(日)までと終わりの迫っていることと梅雨時に雨を避けて訪れる時を選んでか観客は多かった。幸い曇り空ではあったが菖蒲田のう
えをそよ風が吹き涼しかったです。
暦のない頃,農耕(田植え)の指標に季節の花の開花を見て梅雨時を感じ、田植えをしたそうです。
舞傘は、雨の日には使えませんが菖蒲園を彩り鮮やかに見せる舞台道具として存在感が在りました。
花菖蒲は、古来種「ノハナショウブ」の品種改良によって生み出され大別して江戸系(品種数が多い)、伊勢系、肥後系(室内観賞向き)の三系統に長井古種(原種の特徴を強く残す)に分類されるそうです。花びらが3枚で小さく咲いているのは古花とのこと。

東村山菖蒲まつりは、新東京百景に選ばれている。北山公園菖蒲苑には、5月下旬から6月にかけて約600種類8000株の10万本の花菖蒲が開花するとのことです。約6、300平方メートルの田んぼ一面に咲き揃う花菖蒲は見事です。

菖蒲と文目(あやめ)との違い
菖蒲は水辺を好み葉の幅が広く花びらの付け根が黄色。文目は乾燥した場所を好み葉は細長く花びらの付け根に編目模様がある。
古典植物園芸は、江戸時代に日本で育種、改良され独自の発展を遂げた園芸植物で明治時代以降もその美的基準に基づいて栽培が続けられてきた。その主な花類を観賞するものとしてアサガオ、キク、サクラソウ、ハナショウブなどがあるとのことです。

      菊づくりの仲間に誘われて良い時間を楽しんできました。
一人暮らしだと終日誰とも話をする機会がない日が度々あります。気持ちも湿りがちな梅雨時の午後の一時を誘ってくれた菊仲間に感謝してます。

 

 

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