観天望気
天気占い(観天望気)
自然現象や生物の行動から天気の変化
を予想すること。
例えば、アマガエルが鳴くと雨とか猫
が顔を洗うと雨のように動物の行動で
天気,特に雨の予想をする科学的には、
根拠が不十分なものが多いと言われて
いる。
朝焼けは雨とか煙が西に流れると雨の
ように空の大気や風の流れから予想す
るものは、わりと当たっていると言わ
れている。また、雲の姿や動きなどが
上空の大気の状態や風の流れを反映し
ているため天気の変化を予想しやすい
とも言われている。
天気予報が、今ほど発達してない昭和
の頃までは、特に天気に左右されやす
い職業、農業、漁業等自然を相手の第
一次産業は、天気を予想する観天望気
を頼りにしていたのである。
天気予報の歴史
新聞に天気予報掲載・・・・・大正13年(1924年)
ラジォにて放送・・・・・・・大正14年(1925年)
(1941~1945年太平洋戦争のため中断)
富士山山頂気象レーダ・・昭和40年(1965年)
アメダスの運用(地域気象観測シスチム)・・
・・昭和49年(1974)
静止気象衛星「ひまわり」・・昭和52年(1977)
気象予報士試験始まる・・・・・平成6年(1994)
緊急地震速報提供・・・・・・平成19年(2007)
天気予報の種類
短時間予報(ナウキャスト)・・1時先先ま
での集中豪雨、
雷、竜巻の発生確度、主に防災目的
降水短時間予報・・・1~6時間先までの予報
(1時間の降水量を30分毎に発表)
短気予報・・・・3~48時間先までの予報
都道府県予報・・・気象庁から毎日5,11,
17時に天気、風、気温、、降水確率の発表
週間予報(中期予報)・・・48時間~7日
以内気温、降水確率を毎日11,17時に
発表
長期予報(1ヶ月予報)・・・気温傾向、降
水量を毎週木曜日発表
天気予報の当たる確率
1週間分・・・平均75%(北海道、沖縄は
確率が低い)
翌日の天気・・・83%(7、8月は積乱雲が
局地的な大雨(ゲリラ
豪雨をもたらすため)
東大和と所沢の天気
東大和も所沢も気候は太平洋側気候に
属して夏は、太平洋の高温多湿な空気
が吹き雨が多く、冬には北西の季節風
が吹き雨は少なく乾燥している。
昔、所沢に勤務していた知人が、よく
言っていたことだが、狭山丘陵を超え
ると天気が変わり所沢で降っていた雨
が東大和では止んでいた。と
それではと、東大和と所沢の天気を比
較した。
東大和の年間の晴れ日数は1年の内21
0日と60%。曇りが119日、雨が32日
そして雪が4日であった。
最高気温は38.5度(8月)最低気温は
-8.2度(1月)である。
所沢では、年間の晴れ日数は1年の内
199日と55%。曇りが107日、雨が57
日そして雪が2日であった。
最高気温は40.2度(7月)最低気温は、
-7.0度(1月)である。
この年は、東大和の晴れる日が多く、
所沢は、雨の日が25日も多い。
(平成30年(2018年)の記録)
というわけで狭山丘陵が両市の天気を
わける原因となっているかその根拠は
不明である。
と言うことで、都道府県別年間快晴日
数、降水量を見てみると
快晴日数・・・1位埼玉県、東京5位
降水量・・・・埼玉県44位、東京30位
と埼玉県は、晴れる日が多く、雨の降
る日が少ないことがわかった。
東大和と所沢は特異な立地にあるとい
うことか?
狭山丘陵や多摩湖、狭山湖が何か天候
に影響しているか?