平和広場

第15回平和市民のつどい

令和元年8月17日(土)午後5時30分
台風10号の過ぎた翌日は、35度以上の猛暑、会場の東大和南公園
平和広場、東の変電所の前である。午後6時前、テントの下は、まだ
空席の椅子に薄暮のせまるころ、どこからとなく人々が集まりだした。
舞台では、東大和南高校演劇部の朗読劇は、紀貫之の「土佐日記」内
の死
者を偲ぶ和歌と空襲で命を失った大和町の人々を偲ぶ朗読劇が
じられていた。

都へとおもふもののかなしきはかへらぬ人のあればなりけり
あるものと忘れつつなほなき人をいづらと問ふぞ悲しかりけ
(土佐日記)
やがて平和祈念式典に続いて平和祈念キャンドルの点灯が始まった。
集まった人々は、永久の平和を祈念して思い思いの願いをキャンドル
に託して点灯した。東の変電所は、ライトアップされて一種の幻想な姿さ
浮き出していた。

 

 

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