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今ほど医学が発達していない昔は、新型コロナウイルスのような疫病が感染拡大し、ワクチンのような予防措置もできなかった。当時の人は、ただ、神や仏に疫病神の退散を祈るしかなかった。
今、まさにその時と同じように為す術もなく感染予防のためマスク着用、手洗い、三密を避け、室内では換気、あるいは外出をしない等の行動を抑制して生活をする。
未だに、予防のためのワクチンもない。感染しているかどうか検査機関も不足している。
今、出来ること、神頼みしかない。
昔から、疫病を制御する神様として牛頭天王(ごずてんのう)がある。
この神様が、近くは埼玉県飯能市竹寺(医王山八王子)で本尊に牛頭天王を祀り「天王さま」と呼ばれ親しまれている。
右手に斧、左手に索を持つ木造牛頭天王座像とその脇に八王子(牛頭天王の八人の童子)が祀られている。12年に一度丑年に開扉されると言うから来年には拝むことが出来る。
なお、祈願すれば疫難消除、除災招福、出世開運のご利益がある。と言う。
東大和市史(発行:平成12年3月31日 編集:東大和市史編さ
ん委員会)のP439
「人びとのくらしのリズムをふりかえる」2項 「くらしと信仰」②守札から見えるくらし<疫難消除>に次の記述がある。
”病魔退散の札は医王山八王子が最も多かった。医王山は飯能
市にあって今も神仏混淆の姿を残す寺である。
一般に竹寺といわれ竹の器を使った精進料理で名高いが、本
来は、本地仏の薬師如来に導かれる疫難除信仰の寺である。”
妖怪としては、アマビエがある。江戸時代、肥後(熊本)の海中に現われて疫病流行を予言。感染が広がったら自分(アマビエ)の姿を描き写して人々に見せると疫病を退散させることが出来る。長い髪、くちばし、うろこに3本足のある妖怪である。
コロナの感染を恐れて病院や診察所へ行くのを控えているため、人間ドックにも介護認定更新の診察にも行ってない。
コロナの感染を恐れる余り本来診療を必要とする医療行為が出来ないため病気の発見が遅れたり、治療をせずリスクをかかえることになる。
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