食べる人から作る人へ

作る人の気持ちへ

昨年暮れから食事作りを担当することとなった。
変形性ひざ関節症で歩行困難となったため妻に
変わって炊事当番となったのは昨年のコロナ感
染が拡張して緊急事態宣言の2回目が出るか出
ないかの時期であった。
スーパーへの買い物は、とかく密になるから日々
の惣菜をネット購入したらと息子夫婦に進められ
ていた。

そこで、隣近所で使っている注文品を一週間に一
回玄関口まで配達してくれる「生活クラブ」を利
用することにした。


今年1月から始め既に一ヶ月間がすぎた。”食べる
カタログ”から次回配達の品物を選び注文書に数量
を記入して配達日に渡す。
ところが、配達された注文した品物の形状、数量
、それに料理の仕方等が実物とのイメージが異な
り残って無駄になったりする。
カタログには重さ「グラム」で表示されていて例
えば人参500g225円と表示されていても1本の重
さが分らない、大きさも写真では判断がつきにく
い。水餃子400g435円が届いたら25個入ってい
た。2人では多すぎる。
また、スーパーに比べ少々品質が落ちる。キャベ
ツは年寄りの歯では生では食えない硬さ、レタス
は、玉を巻いてないスカスカ。
スーパーなら品物を直接見て食べられるだけの数
量のものを買うことができる。

さて、料理を作るに当たって作れるメニューは数
少ない。しかも、簡単レシピしか出来ない。
カレーライス、クリームシチュー、ほーれんそう
卵炒め、肉豆腐、餃子、シュウマイ、サラダ、
すき焼き、おでん、ラーメン、日本蕎麦、味噌汁

そのほかそのまんま食べられるもの、刺身、佃煮、
お新香、練り物(ちくわ、蒲鉾)

作った料理を食べる責任感。
作った料理を食べるにあたり妻の感想を期待する
が”美味しい”の言葉は、時々お世辞が聞こえる程
度、只、もくもくと食べるのみ、しかも食べたい
だけ食べてごちそうさま。残った物は作った人が
食べることになる。責任感と言おうか作った料理
への愛しさと言えるかも?
従って、作る人は否応なしに太る。

 

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