戦争を憶えている?
平和市民の集い
5月19日(土)第19回東大和市平和市民の
集いが都立東大和南公園 平和の広場で行
なわれた。
平和コンサートと朗読
国立音楽大学の「ブリランテ ブラス ク
インテット」による「見上げてごらん夜の
星を」や「花は咲く」などの演奏。
都立上水高等学校 放送部の『平和文集の
朗読』
「いま語り継ぎたいこと』~戦争と平和~
平和祈念式典
和地東大和市長挨拶
東口東大和市議会議長挨拶
東村山市長挨拶
平和祈念キャンドルの点灯
変電所のライトアップ
終戦の時
戦争の思い出といえば生まれた愛知県三河
地方の漁村、渥美半島と知多半島の蟹のハ
サミのような地形のちょうど中間点の西尾
市にも戦火は度々襲った。
B29戦闘機、艦載機等が襲来、空襲警報の
サイレンに恐れては身を震わせてカバン!
カバン!と叫んだ。
母親や姉は、カバンなんかどうでもいいよ
とつれなく拒んだ。
小学校に上がったばかりの子どもにとって
大事なカバンであった。
左肩から右の腰に掛ける布製のカバンは、
柱の釘にかけてあった。
焼夷弾が田畑に落ちて大きな穴があいてい
た。キャベツ畑は飛行機から屋根瓦に見え
るらしいよと大人が噂していた。
また、漁に出た漁船がねらわれて射撃され
浸水してるから助け船を仕立てて救助にい
く。
有史以来初めて二度の原子爆弾に襲われた。
当時、新型爆弾が広島と長崎に落ちたと言
っていた。
お寺の桜の木に登ってセミをとっていた私
に戦争に負けたと友達が教えてくれた。
天皇陛下の終戦の詔書がラジオの玉音放送
で流れた。放送の中身は分からなかったが
「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」
の言葉が記憶に残っている。
78年が過ぎた。このときの恐ろしさに二
度と会いたくないと願って毎年この記念式
典に参加して平和が続くことを祈っている。