老いと仲良し

老いること


毎年のこと9月15日に高木神社の獅子舞が行なわれる。今年こそ獅子舞の躍動する舞姿を写真に収めるべく撮影ポイントの確保を早めにと神社の境内に駆けつけた。既に高級カメラをセットして待っている男たち数人いた。その中に割り込んで辛うじてカメラワークに最適な場所を確保した。まだ始まるのに時間があったがそこにしゃがみ込んで待った。
獅子が3匹、狐が一匹登場、笛、鉦、太鼓に子どもたちのささらに合わせて踊り出した。物語のあらましを女性説明員が解説する。かがり火が焚かれて踊りが佳境に入る。カメラを構えて獅子たちの踊りの躍動感を収めようと夢中になった。この間約40分がかかった。


さて、獅子舞も終わり立ち上がろうとしたが腰が上がらない。足がしびれている。前のめりになって手をついて尻を上げる。足が伸びない。ついに這いつくばってしばらくして立ち上がることが出来た。5分以上格闘した。
同じ姿勢を長く続けることによって筋肉が固まって動かなくなる。昨日まで出来ていたことが今日出来なくなる。足腰のフレイル(虚弱)が最初にくる、いわゆる老いるということである。(見守られる人になった)

高齢者ほっっと支援センター及び高齢者見守りぼっくす
これは、高齢者やその家族が安心して暮らしいくための相談や支援をしてくれる窓口である。市内に四箇所あり、いもくぼ、なんがい、しみず、きよはらがある。
令和4年からセンターの担当区域が変更になったことから中央に住んでいるが、変更前は南街センターの区域であった。南街センターから一年に2回ほど個別訪問があって健康状態や困った事ありますかと尋ねてくれた。ところが区域変更になってからはこれまで一回も個別訪問のようなことはなくなった。清水から遠いからか活動内容が変更になったからか一人暮らしの高齢者には心細い気がする。

自治会の防災訓練
第一光が丘自治会では、毎年9月に北多摩消防署の指導等により身近な防災知識や体験を行なっている。
9月30日(日)には、午前9時「家族全員無事です」黄色地に黒字で書いた旗を玄関先に掲げる。
防災訓練会場は、第一光が丘公園で会員、家族が100名以上集まった。20人のグループが5班に分かれて、次々にに6箇所の体験学習をして回った。

煙の中をくぐり抜ける。中は全く見えないほど煙が充満している。
傷病者を運搬する担架の扱い

初期消火・家庭に設置の消化器の放射
AEDの操作(電気を扱うから注意が必要である)
スタンドパイプ放水(放水までマンホールからホースの取り付けまでの操作)
認知症高齢者見守りシール(QRコード読んで連絡する)

さて、自治会に加入している住民は、少なくとも黄色い旗で見守られていると思う。しかし、当自治会では、3割以上の家庭は自治会に加入してない。この家庭は自治会の管理外にされているのだろうか。自助、共助、公助と言われている。自助には限界がある。常に自然災害に見舞われている日本列島、災害に当たって共助をどのように作り上げていくかが大き課題である。

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