思い出ベンチ

さくら咲く思い出ベンチ一人座る

感染症のコロナのおさまりが見通せない今、花見も萎みがち。
思い切ってせめて写真で花見をと多摩湖に出かけた。
今が満開、一本の桜の木の下に一家族とか一グループが、弁当
を広げて花見を楽しんでいた。

自転車で八幡神社の坂道を登り多摩湖自転車歩行者道を多摩湖
方面にに下る。途中、幼稚園児の散歩に出会い、全員から「こ
んにちわ」「こんにちわ」・・と合唱。気分よくしてペダルが
弾む。ヤマモミジ、やまざくらと・・多摩湖入り口。やはり花
見の人たちが来ていた。

 

 

 

多摩湖の下堰堤を渡り右へ曲がり堰堤下の都立狭山公園へ下り
る休憩所近く桜の木の下に「思い出ベンチ」が一基、少し下っ
てトイレの近くにもう一基ある。

 

 

これは、東京都建設局の「思い出ベンチ事業」として初のデート
とか結婚や子どもの誕生、米寿の祝い等公園に思い出ある人が、
人生の節目を記念して寄付したものである。

平成15年から始まった事業で既に1,000基以上の思い出ベンチが都
立公園に設置されているそうだ。寄付の額は、ベンチのデザイン
により一基20万円と15万円の2種類がある。
背もたれに寄付者の真鍮製の記念プレートにメッセージが入る。

このベンチに腰掛けての回りに満開の桜を愛でるのは、プレー
トのメッセージに思いを馳せることで今の流行言葉でシェアー
したこととなった。

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