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医者との対話(インフォームドコンセント)
2019.8.1脳ドック受診
2019.8.23 脳ドック検査結果
2019.8.30 市内Y病院脳神経外科受診(脳動脈瘤と診察)
医者・・・・手術しますか?脳血管の画像を説明しながら瘤が破裂すると命に
関わるよ。
患者・・・・できればしたくありません。
医者・・・・元総理大臣の小渕さんや巨人のキムタク知っていますか。突然倒
れて命を落とすか、治っても障害が残ってしまう。
患者・・・・手術しないで治療はありませんか。
医者・・・・特にないな。
医者・・・・あなたも年だから話の分かる親族を連れて来てください。お年寄りに
話すと医者から聞いてないとか、分らなかったとかトラブルになって裁判沙汰にも
なりかねない。
患者・・・・息子に会社を休ませて一緒にきます。
(患者の不安は、極度に高まり4~6時中頭から抜けきらない。妻や息子に話して
もこの気持ちを払拭することは出来なかった。
一週間後患者は、息子を連れて医者を訪ねる。
医者は、先に患者に見せた脳血管の写真を見せながら同じような説明をした。
今の状況から言って年齢も平均年齢を超えてることもあり手術は、すぐと言うこと
もなく、造影剤で検査することも考えられし、他の医者に意見を聞くセカンドオピ
ニオンもある。検討してください。
患者・・・お酒は飲んでいいですか。
医者・・・お酒を飲んで健康になった人もいない、長生きした人もいない、いいわ
けないよ。
患者・・・ゴルフは出来ますか。
医者・・・今更、ゴルフして上手くなるわけないし、いくつでまわっているの?
血圧を上げるのは気をつけた方がいい。
トイレでいきんだり、過激なことももよくない。
医者・・・・造影剤を入れてもう少し詳しく調べることも出来る。多少危険が伴
う。それとも、セカンドオピニオンと言って、他の医者に相談することも出来る。
脳の血管のCDをもっていきますか。1,000円です。
2日過ぎた。息子と相談して他市のS病院へのセカンドオピニオンの紹介状を書い
てもらうことにした。
紹介状をもって他市のS病院に予約した日に行った。
脳神経外科の受付に紹介状をだした。しばらくして、看護師が、紹介状にセカン
ドオピニオンと書かれているが、セカンドオピニオンは、健康保険は、使えず自費
診療になるがどうしますか。
患者・・・・前の病院でそんなこと聞いてないから通常の診察でお願いします。
<セカンドオピニオンは、主治医から紹介状や検査データーなどの資料により他の
医師の意見を聞くことにより病気に対する理解をが深まり、より納得して治療を選
択する。予約制で健康保険は使えず自費診療のため病院によて費用は異なる。受診
の時には、事前に聞きたいことをメモしておいて聞きたい情報を得るようにする。
検査や診察はおこなわれない。受診結果を主治医に報告して今後の治療法を再度検
討する>
S病院にて受診
医師・・・・持参したCDを見ながら瘤の大きさは5㎜以下なので今すぐ手術の必
要もないし、瘤の破裂する確率も9割は心配ない。年齢も80歳を越えているので手
術もするメリットは少ない。血圧をあげないように酒は控え、塩分を取り過ぎなよ
うに。
患者・・・・・平常の生活をしていいですか。
医師・・・・・だいじょうぶです。
患者・・・・・MIRの検査を2年に1回受けていますがそれでいいでしょうか。
医師・・・・・いいです。
患者は、S病院の医師からのY病院の医師宛の報告書をY病院の医師に届ける。
Y病院の医師・・・・・私と同じ意見です。経過をみましょう。息子さんまで来て
もらって大変でした。1年後脳ドックを受けてください。
患者・・・・ありがとうございました。
<インフオームドコンセント・・・・医者の説明と患者の理解そして両者の合意>
医者と患者との間に病気について十分な情報(医者の説明)(患者の理解)の上で
医者の処置・治療(特に手術)に合意(患者等の同意)を言う。
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