同窓会名簿

創立100周年高校同窓会名簿

今年3月に注文、出来上がった名簿は、A4版460ページ
1.2キログラムの大冊が11月下旬に届いた。

昭和39年(1964年)北多摩郡大和町に移住、東大和市とな
り、既に58年が過ぎ
た。
田舎で過ごした少、青年期を過ごした年数の3倍を越えた。
しかし、東京住まいとなってからは同窓会には一度も出な
かった。同窓会の集合写真は幹事から送られてきていた。

寿命の発見
昭和31年(1956年)卒業のクラスメイトは51人であった。
その内の21人40%が物故者等である。その中には仲良くし
ていた友達が2人物故者で、もう1人は行方不明であった。
密かに思いを寄せていた片思いの女学生達もみな苗字が変
わって多分”いいおばあさん”になってることだろう。卒業
アルバムを見て想像するしかない。

 


昭和28年(1952年)の卒業生、先輩達は、80%が物故者で
ある。

つまり84歳から88歳の米寿まで4年間で死亡者が倍増する。

人間ドックからの推理
毎月1回、血圧と逆流性食道炎(胸焼け)の薬を処方してもらうた
め近所のかかりつけ医に通っている。
毎年人間ドック(脳ドックを含む)を受診している。その

結果をかかりつけ医に見せる。医師は、カルテに異常値を
示す症状
をメモっている。

”先生、ドックの結果から見てあと何年生きられますかね?”
「そんなこと聞いてどうするの?わかんないよ。人の命なん
て」
”いや、高校の同窓会名簿で見ると先輩達が、米寿を迎える前
に死ぬ人が多いんですよ。”


「今の症状を悪化させないように節制に努める事だ。血圧だ!
脳梗塞、心筋梗塞、それに癌だ!」
「加えて感染症コロナに感染しないこと、マスク、手洗い,密を避ける
ワクチンを打つ、特に高齢者は、基礎疾患をかかえている。免疫力も低下
している。」
「しかし、死期がわかってて生きているのと死期を意識せずに生きるの
とどちらが生きやすいかね?」
”死期がわかってた方が目標が立てやすいと思います。死への準備も出来
る。会っておきたい人に会って、行ってみたいところに行く。計画が立て
安い。終活も出来る”

 

「明日が死ぬ日と分かっていたら落ち着いていられないよ。死を冷静に
受けとられる人は悟りを開いている人だよ」
”「悟りを開いている」ということは死と向き合っていると言うことには
ならないと思います。死を受け入れていると思うけど?”
「癌の患者さんには、あと半年もてばいいが・・・」と宣告するが、あれ
も、残酷だよね」
”なるようにしかならないですね。”
「その通り。新しい今日を生きることだ」

しかし、このコロナ禍では、殆ど毎日を同じように暮らしている。
何かを変えないといけないと思っても何も変えられない。
「古い昨日を生きている」ようだ。

 

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