襷をつなぐ

正月は箱根駅伝三昧

現地観戦・応援レポート

観戦場所を毎年変えての観戦・応援は30年以上に
なる。

大手町の読売新聞社前のスタートからゴールの箱根
芦ノ湖まで電車で追っかけたり、バスツアーで温泉付
の応援、前日ホテルに宿泊して翌日に備えたりと往
路か復路のどちらかを選んで1日がかりの観戦であ
る。


観戦・応援の時間は、スタートは、ほんの5分もすれ
ば走者の一団は見えなくなるから後はラジオを聞い
て競技の様子を確認する。ついでに観戦・応援場所
の名所、旧跡、名物のうまいものを前もって調べて
おいて見物に切り替える。
たとえば、スタートを大手町で見たらその足で皇居
の新年一般参賀に二重橋を渡る。
また、京急の鈴ヶ森では、鈴ヶ森刑場とゆかりの寺
院に初詣のお参りする。

東京箱根間往復大学駅伝競走は、1920年(大正9年)に始まり
途中戦時中の5回の中止があり今回で99回目となる。
東京~箱根間往路107.5㎞を5人が襷をつないで走り切る。
東京大手町~鶴見中継所~戸塚中継所~平塚中継所~小田原
中継所~箱根芦ノ湖(1区間平均21.5km)
往復10時間47分11秒(往路5時間23分10秒 復路5時間24
分01秒 今回総合優勝した駒沢大の記録)

箱根駅伝情報は読売新聞
各チームの戦力から監督の意気込み、また順位予想
まで
情報を提供してくれるのが読売新聞である。
暮れの12月から翌年2月までの3ヶ月間読売新聞
をとる
ことにしている。
3ヶ月購読でも洗剤、お米からスタッフコ
ート等駅
伝グッツまでが届く。

例えば、1万メートルタイム分析での順位予想では
次の
とおりであった。
(1万メートル27分と28分上位10
人の平均タイム)
大学名  27分、28分 計  平均  平均順位      今年総合順位
(昨年順位)(○はシード校)
青 山 ○  0人  13人        28分25秒11  ②位    3位
順 天 ○  0   9    28.40.34      ⑥     5
駒 沢 ○  2   7    28.24.91         ①      1
東 洋 ○  0   8    28.49.93      ⑪      10
東京国 ○  1   5    28.47.85   ⑩         11
中 央 ○  0    10           28.27.66   ③                 2
創 価 ○  1    12           28. 28.52     ④                 8
国学院 ○  0   8    28.43.70    ⑧                 4
帝 京 ○  0   3    29. 9.91     ⑱                 13    
法 政 ○  0   6    28.52.19    ⑬                 7   
早稲田    1   4    29.0.23     ⑯            6 
城 西    0   7    28.56.59    ⑮                  9

以上の分析結果から実際の総合順位を予想するには
少々の無理がある。

なお、10人平均タイムが、⑯位の早稲田が総合順位
6位、⑬位の法政
7位、⑮位の城西が、9位であ
った。

また、⑤位の明治は、総合順位は12位、⑨位の大東
文化は、16位であ
った。
さらに、昨年のシード校の8校が今年もシード校と
なっている。
昨年のシード校の東京国際が、11位、帝京が13位
と今年はシード落ちした。
10人の選手が一本の襷をリレーして走り抜ける
ためには全員が安定した走行記録を保持するこ
とのみならず当日の体調、精神状態等最良の条
件を保持することである。


青山の原監督は、元営業マンらしく目標管理を
取り入れて「目標管理ノート」「目標管理ミー
テイング」のため毎月、選手は、目標や取り組む
具体策を紙に書いて寮に貼り出すそうだ。
観戦・応援場所
ここ数年は、親戚が住んでる品川の立会川歩道橋
あたりで復路を観戦・応援することが定着してき
た。

観戦・応援し始めたのは、平成4年(1992年)から今年
で32回目が終わった。往路、復路での観戦場所は次の
とおりである。(その年に一箇所を決める)
その年その年ごとに場所を変えて通過時間を調べて電
車等で追っかける。
観戦場所にて待機して選手が通過するのはトップチー
ムからラストチームまで10分足らずである。
(中継所でトップと10分以上差がつくと前の走者を待たず次の走
者は繰り上げスタートとなる。襷がつながら
ない)
1区では、スタートの大手町(皇居)、増上寺(初詣)
、泉岳寺(初詣)、品川駅、京浜大森海岸
2区は、横浜駅(中華街)、戸塚の権太坂
3区は、平塚、大磯(海岸散歩)
4区は、小田原(外郎<ういろう>発祥の店)(鈴廣蒲鉾)
5区は、ゴールの小涌園、箱根芦ノ湖(関所博物館)
(観戦箇所の括弧内はついでに寄ってくる場所)
以上32年追っかけをしてきたが、その間の出場チーム
の優勝回数は、駒沢10回、青山6回、東洋3回、順天3
回、山梨3回、早稲田2回、神奈川2回、中央1回、亜
細亜1回、日体1回である。

復活!!中央
今年の躍進チームは、中央であった。平成25年(20
13年)第89回
5区山登りで山嵐のため選手が低体温
症により棄権して以来8年間冬
の時代が続いたが昨年
6位とシード権を獲得した。
今年は、復路は、全区間2位
を堅持して総合成績2位と
卯年跳躍のとしであった。
だだ、復路5選
手のうち4選手が4年生、来年100回の節
目が気がかりである。

駒沢、監督交代
28年間駒沢を指導者として率いた大八木監督が総監督に
退き、ヘッドコーチの藤田敦史(46歳)が新指導者とな
る。

大八木監督は、箱根駅伝を1995年から2022年の28年間で
8回
また全日本駅伝では15回優勝に導いている。
この大八木監督が築き上げてきた体制を新監督がどこま
引き継いでいけるか。
幸いなことには今回の箱根駅伝優勝メンバー
のうち7人
が残ることで新体制を揺るぎないものとしていけるか

問われる。

東大和市「多摩湖駅伝」
第33回多摩湖駅伝大会
期日:令和5年3月21日(火・春分の日)
会場:村山貯水池堰堤広場(公園周回コース)

EPSON MFP image

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