お蚕盆

新盆か旧盆かお蚕盆か
新盆
関東地方は新盆で供養する地域が多い。多摩地域では40%ほど、神奈川は30%と全国的には20%ほどの割合で供養をするそうだ。
7月13日(土)入り盆・迎え火 14日(日)・15日(月)中盆 16日(火)盆明け・送り火
旧盆
8月13日(火)入り盆・迎え火 14日(水)・15(木)中盆 16日(金)盆明け・送り火

お仏壇に飾り・お供え
盆提灯、精霊馬等のお盆飾り,果物やお花など供えて供養する。
お墓参り
入り盆の13日(迎え火)送り盆16日(送り火)

お盆の時期が異なる理由は、明治時代に行なわれた改暦が関係している。改暦は、明治時代に暦の国際基準化を目的として行なわれた。改暦に伴って日本の各行事は30日遅れ、もともと旧暦の7月15日に行なわれていたお盆も改暦後には新暦の8月15日に行われるようになった。

東大和ではお蚕盆がある
東大和には、真言宗では、慶性院、蓮華寺(芋窪、蔵敷)雲性寺、圓乗院、三光院(奈良橋、狭山、高木、清水)などがある。
地域によって新盆(東京盆)、旧盆(田舎盆)で供養している。
そこで、上記の寺院のうち
三つの寺院に電話取材をしてみた。
すると新とか旧とか決めてはいない、檀家の希望に応じて檀家回りをしているとのことであった。それに昔からの檀家は、お蚕盆とか一日盆(ついたち盆)といって7月31日(入り)から8月1日、2日にかけてお盆をする檀家もあるとのこと。
東大和には新盆、旧盆それに蚕盆があることを知った。


蚕盆とは?
田無盆とかお蚕盆と言って田無、多摩地域の一部には、生糸の輸出に間に合わせる生糸関連の人たちは多忙のためお盆の日程をずらした。とのことか。

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