非常通信訓練

東大和市総合防災訓練
10月20日(日)AM9:00~正午
東大和市立第四中学校


東大和市アマチュア無線クラブは、大災害が起り固定電話やスマホが使えなくなった場合、アマチュア無線にて災害状況の情報を収集して、それを災害本部(市役所総務部防災安全課)に報告することとなっている。

今日の総合防災訓練に合せて非常通信の訓練を行なった。情報収集に協力するメンバーからの災害情報をとりまめて本部に報告する訓練を実施した。

起震車(地震体験)

今日の防災訓練は、起震車での地震体験に人気があった。体験者は、震度6の揺れにテーブルの下で身をかがめて大声を上げて怖がっていた。
トリアージ(災害発生現場において多数の傷病者が同時に発生した場合、傷病者の緊急度や重症度に応じて適切な処置や搬送を行なうため傷病者の優先順位を決定する)
地震で怪我をした人が担架で救護場所に運ばれてくる。医者が、怪我の程度を確認して重傷か軽傷かを見極めて処置を区分し治療方法を指示していた。
車椅子体験
四中の生徒1年生が、友達に押してもらって車椅子の乗り心地を体験していた。登り坂や段差のある交差点、傾斜のある歩道を走行する場合の操作を熱心に操っていた。
AED体験(Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器)
いざという時になかなかゆっくりトリセツなど見てる暇はない。一刻も早く処置をしようと焦るとますます操作に手間取ってしまう。電気ショックを操作するため手がすくんでしまう。一度体験しておくと様子が分る。
初期消火から消防車による消火まで
初期消火は、四中の生徒が消化器にて消火した。次に消防車による消火が、校舎に向けて行なわれた。
その他、応急救護訓練、ガスマイコンメーター操作訓練、応急給水取り扱い訓練、災害時伝言ダイヤル訓練、マンホールトイレ取り扱い訓練など市民参加型訓練があった。

市長の講評ほか市議会議長、消防団長、警察署長、消防署長等の挨拶があった。

正月早々からの能登半島地震、大雨による土砂崩れなど自然災害が、年々想定外の規模となって大きな被害をもたらすようになった。従来の予防対策では通用しない未経験の自然力で襲ってくる。
発想を大きく転換して建物を建てる場所(崖や裏山の前は避ける)、建築資材の見直し(地震に強い耐震資材)、大雨を予想した大溜池等の対策が必要である。

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