食生活が変わる

料理をどのように作るか?

NHK「今日の料理」の”ばぁば”の愛称でお馴染みの料理研究家
鈴木登紀子さんが、昨年の暮れ96歳で亡くなった。調理の心
構えや食事作法の指南役、料理は、食べる人のためにという教
え「食べる人を思う情」があふれていたそうだ。
生活クラブを利用してから3ヶ月が過ぎた。自分でできる料理
を想定して食材を注文する。ところが、毎週金曜日に注文した
食材が届く、それを冷蔵庫に収納するときどうしてこんなもの
を買ったのか料理するのに苦労する。肉、魚類は、冷凍品を買
う。(冷凍品が圧倒的に多い)
冷凍品は、加工されているものが多い。従って、最低限(一般
的な好み)の味付けがしてありそんままで十分美味しく食べる
ことが出来る。物足りない人は、好みにより調味料を加えて調
整すれば良い。

一時間ほどかけて調理した料理をテーブルに並べ(1~2品だが)
口直しに佃煮(味噌ピーナツ、小女子くるみなど)を添える。
妻は、まず佃煮に手がのびる。(全く失礼千万)
黙々と好きなものを腹がふくれるまでの量を食って終わり。
そん時間5~10分。会話もない味気ない夜の食卓である。
最近は、美味しかったよ!の言葉がやっといただけるように
なった。

生活クラブの利用前は、スーパーで出来合いのもの特に寿司と
か幕の内弁当など買ってきて食っていた。また、刺身、すき焼
きなどすきなものを食っていた。調理したものは味付けが濃く
口に入った時、舌が味覚するに十分な味付けとなっているから
美味しいと感じる。濃い味に慣れっことなっていた。
私見だが、3ヶ月間の経験から生活クラブは、栄養や健康のこと
をある程度考えているように思える。しかし、スーパーは、人
間の舌の感覚にヒットする売れ筋の味付けをしている。
私は、調味料の一つにめんつゆとか昆布茶を使っている。
調理が簡単で無難でそれなりの味付けができる。ただしワンパ
ターンになるから飽きが来るのでその辺の工夫が必要である。

 

生活クラブには、1回あたり1万円ほど注文する。週4回注文する
から4万円~5万円の惣菜にかかっている。
隣人も生活クラブを利用しているから様子を聞いてみた。調理
済みのものは味が良くない、魚介類は、好みの品が見当たらな
い。全体的に値段が高い。1回1万円は買い過ぎである。との感
想をいただいた。支払いは、1ヶ月分銀行等の預金から引き落
としとなったいる。

毎週金曜日に配達してくれる若者は、朝9時頃に明るい大きな
声で「おはようございます」と注文食材を宅配してくれる。
1日に75軒の家庭に届けているそうで全て宅配が終了するのは
夕方になるとのことである。

生活クラブは、「安全・健康・環境」が行動原則であるそうだ。
無論、食材である以上は、味、風味、見栄えが大事である。
今後も引き続きどのような注文の仕方、レシピーをどう考えて
いくか、せめて一週間のを計画してそれに基づいた注文ができ
るかどうか。
当初の目的が、コロナでスーパーは、買い物客で密になるから
生活クラブを利用して宅配をしてもらうことで密が避けられる。
ここで、スーパーでの買い方と生活クラブの宅配による買い方
を比較して食生活(調理方法等)を考えることが必要である。

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