改修が終わった変電所跡1
改修が終わった変電所跡1
長い間、覆いに包まれて、何をしているんだろうと話題になっていた変電所跡。
平成29年度(2017)・現地調査から、令和3年度(2021)・工事完了まで、3年越しの改修工事が完了しました。
工事費の一部にと、ふるさと納税をしたことから内覧会の案内を受けました。
どのようになったのか興味しんしん、10月17日の午後出掛けました。
ちょうど雨が降っていたこともあってか、会場は静かでした。でも、しっとりとして、とても良い雰囲気でした。
受付を済ませて早速建物内に入ります。市の職員とガイドの方々の丁寧な応対に感謝をしながら、内部を見渡します。大分雰囲気が変わりました。
今回はポイントのみを紹介して、後日、詳細に書きます。
砲撃の弾が貫通した跡はちゃんと残されて居るだろうか、足を速めます。
貫通した跡がきちんと保全されていました。相当に綿密な作業であったと推測します。
後日、苦労話も含めて、細かく教えてもらいます。
展示の風景は大分変わりました。詳細は別途書きたいと思います。一例を挙げます。
昭和20年(1945)の空襲について次の説明板があります。
・2月17日 グラマンF6やカーチスSB2Cなど50機
・4月19日 P-51マスタング数機
・4月24日 B29 101機編隊
日付と来襲機種をあげて攻撃の様子を明らかにしています。
これは建物外壁の銃撃痕につながって、例えば
・どこから飛来したのか
・日立航空機工業(株)だけが対象だったのか
・どんな航路を飛んできたのか
など、話題が尽きません。
さらに近くに来襲機の模型が展示されました。
前に紹介した説明板で、2月17日 グラマンF6やカーチスSB2Cなど50機、4月19日 P-51マスタング数機の来襲がわかります。
さて、この戦闘機は変電所建物の南側と東側、北側、西側のどちらを銃撃したのでしょうか?
丁寧に丁寧に説明下さる方が、日曜と水曜日の開館日にこられます。
B29は4月24日、101機編隊で爆撃したと説明板にあります。
どこをどのように爆撃したのでしょうか?
説明板を見て、あれこれ継ぎ合わせをしながら考えさせられます。
気になっていた二階へ向かいます。
長くなるので次へ続けます。
(2021.10.18.記 文責・安島)