センダンとムクドリ(東京都立東大和南公園)
センダンとムクドリ(東京都立東大和南公園)
東京都立東大和南公園の東南隅から公園に入ったときです。
頭に何かつぶつぶしたものが落ちてきました。
「なんかおっこってきた」
「私にもぶつかった」
何だろうと探しました。
沢山の実が散らばっています。
「これ、センダンの実でしょう」
「確かにそうだ」
と、上を見上げました。
見事に実っています。
「これスゴイね」
「ちぃっとも気が付かなかった」
「でも、風もないのにね」
と首をかしげたときです。
バサバサッと音がします。
「あら、鳥だ」
「ムクドリだ」
「そうか、ムクちゃんが落としたんだ・・・」
「他にも、いっぱい居るぞ」
「仲良く夫婦かな・・・?」
「何で一枝にあんなに止まってんだろう」
大急ぎで数えると、一枝に7羽もいます。
「ここに居れば、うるさがられないだろうし・・」
「でも、糞を落とさないでよ」
コロナ禍、自粛しながらのウオーク、公園の木々は確実に春に向かっています。
鳥たちにも楽園のようです。
花の咲くのを楽しみに待ちます。
(2021.01.15.記 文責・安島喜一)