南街五丁目、道が十字に交差する角のそれぞれに公園があります。
 栄(さかえ)公園と呼ばれます。その中の一角(画像右側)です。

栄公園(クリックで大)

すべり台や砂場、鉄棒があり、何よりも自然の地面であることが喜ばれます。
ここに、一体のモニュメントが置かれています。

栄公園 クリックで大

モニュメント へびのステッキ
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 ご近所の親子が遊んでいるときは、たいてい
 「おじいちゃん、これなーに?」

 「魔法のおうちのカギかな?」

と賑やかです。それが、大人の方々に付近一帯の戦跡を案内したときです。

 「軍需工場にコウモリ傘の作業所があったんですか・・・?」
 と、ズバリ。
 「いいえ、戦争中、全国から徴用された青年が食料に蛇を捕まえて、その皮でステッキをつくったお話が元になっています」
 「???・・・」
 タイトル:へびのステッキ
 場所:東大和市南街5丁目栄公園
 設置日:平成6年3月31日
 材質:白御影石

 サイズ:H1700×W750×D750センチメートル

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 作品紹介
  第二次世界大戦の頃のことです。現在の玉川上水駅付近は、雑木林が続く少年たちの遊び場で、そこには、縞蛇(しまへび)や青大将(あおだいしょう)、地もぐりがたくさんいたそうです。
 当時、地方から日立航空機に動員された青年の中に、へび取り器を使ってへびを捕まえるのが上手な人がいました。
  取ったへびの肉は、串に刺して醤油をつけて焼いて食べたそうです。

  また、残ったへびの皮は、水にさらして風とおしのよい場所で陰干しし、乾燥させると皮が棒にぴったり張り付いて、立派なステッキができたということです。」

「ハー。大変な中にもホッとする一面もありますね。・・・」

  「お話を聞いて、正面から見るとまた印象が違いますね」
 「工場はアメリカ軍の爆撃で焼け野原になったと説明を聞いてきましたが・・・」
 「青年学校はどこにあったんでしょうか?」

へびのステッキと青年学校
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 工場や青年学校、このお話のもとになったことについてはこちらをご覧下さい。
青年学校 東京瓦斯電気工業(株)の進出
(2017.10.17.記)
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