円乘院 3 中庭正面
円乘院 3 中庭正面
鐘楼門からの短い参道を経て数段の石段を上がると中庭に出ます。
参道をそのまま進むと右側の松に「開運招福」の絵馬がかけられています。
更に参道を進むとお釈迦様と宝篋印塔(ほうきょういんとう) がまつられています。
お釈迦様の右奥に東大和市内で最大の宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。
文化年代(1804~1817)に第34代兊重和尚が発願しましたが実現できなかったことから、文政4年(1821)、第35代法印明舜が引き継いで造立しています。後ヶ谷村の念仏女講中の助力がもとになっています。詳細は別に書きます。
お釈迦様と宝篋印塔から左に進んで小橋を渡り本堂に向かうと右側に「仏足石」があります。
「仏足石」の右後ろに説明の碑があり、次のように刻まれています。
熱砂の台地を仏陀は歩かれた 八十年の御生涯をただひたすらにお歩きなされた
その足元から仏教の花々が次々と開き その果実を今も頂くわたしたちです
仏陀をささえつづけた御足跡に御足に 手を合わせずにはおられません
大僧正正存
見事な「天燈鬼像」(てんとうきぞう)が仏足石周辺とともに参拝者をお守りしているかのようです。
参道の左側に戻ります。
次に続けます。
(2018.04.06.記)
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