馬頭観音 清水観音堂2

馬頭観音 清水観音堂2

 清水観音堂の敷地内東側に背の高い馬頭観音がまつられています。
 高さが184㌢あり、東大和市内で2番目に背丈の高い馬頭様です。

馬頭観世音菩薩 クリックで大

 すっきりした立ち姿が道路側から直接見えないのが残念です。
 一度、堂の正面を通り抜けて、東側の空地に出ます。
 抜きん出て背が高いので、すぐ目に付きます。
 石橋供養塔、庚申塔と並んで一番左側にまつられています。

東側空地の石造物と馬頭観音 クリックで大

 正面上に梵字の種子(ウーン)

種子 梵字(ウーン)クリックで大

 続いて「馬頭観世音菩薩」と
 いつの間にか身を正すように楷書の文字が彫られています。

楷書で力強く彫られている。クリックで大

 高さ184㌢
 幅36㌢
 奥行き21.5センチ

 建立された年代や村の名前を探します。
 正面から右面、多くの場合、年号や村の名が刻まれています。
 この塔には刻まれていません。

この面には銘はありません。クリックで大

 正面から左面を探します。
 何らかの彫りがあるようにも見えますが、確認できません。

正面から左面 クリックで大

  ガッチリした特徴ある碑です。
 どこかに必要な事柄は彫られているものと考え、今後も調査を続けます。

 古文書に建立の記録が残されていないか調べていますが、不明です。
 建立されていた場所はどこか?
 村山貯水池に沈んだ区域から移ってきたのか、
 あるいは街道筋か、生活道の交差部か、
 古老に確かめていますが、明らかではありません。
 何らかの情報をお持ちの方、是非、お聞かせ下さるようにお願い致します。

 (2021.07.02.記 文責・安島喜一)

 清水観音堂の馬頭観音1

 清水観音堂の石造物

 石造物